☆気ままに、「893」医師日記♪☆
薬剤師でもある、まだ成り立ての小児科医が綴る、☆涙あり笑いありの奮闘記♪
キリ番は誰の手に??

5900や6000などの
キリの良い数字を
見た人はご一報ください♪
記念碑に刻ませて
いただきますので♪
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k1sh

Author:k1sh
小児科医のヒヨコ(ひよっこ?)です
伝えることが好きです。

「人を助ける仕事をしたい!」
と薬学の道を目指すも、
インドで人生変える出会いを体験
一念発起医学部を目指すことに。

暗雲の中を漂いながらも(回想記
無事医学部学士編入学試験合格

卒業後研修医時代(奮闘記)を終え
現在小児科医としてスタート。
その小児の笑顔に触れ、
嬉し楽しい毎日を過ごす一方、
ちょっぴりほろ苦い経験もしながらも、
日々過ごしています。(巣立期

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奮闘記54:Case11「こうして春はやってきた…1年目最後の看取り」
Case11:最終回・後半
「こうして春はやってきた…1年目最後の看取り」


1.KYさんの一番の悩みは「ひもじさ」だった?
2.ご飯食べられないか聞いてみたら?
3.食事再開への戦略
4.食事再開にはまだまだ難題が!?
5.「この方の太鼓判をいただくのが先決問題」
6.「KYさんは素直にこう言いました」
7.「最終回・前半:留守電に気づいたのは日曜の朝だった」
8.「こうして春はやってきた…1年目最後の看取り」


ふと外を眺めてみると、
もう外はいよいよ春の気配が
漂っていたのでした。


↓最終回↓


前回までで、MDS(骨髄異形成症候群)のKYさんと、
二人三脚の日々が続きました。

しかし、筆者が遠くに行っている際に、
KYさんに状態が急変。
急いで病院へ向かいましたが……?

----------------------------------------------

ナースステーションにいた、
KYさんを担当していた看護師に聞きました。

筆者「KYさんは?」

看護師「お疲れ様です。さっき、●●(上級医)先生も来てくださりました。」

そう聞きながら、KYさんの心電図を反映しているであろう、
モニターを探しました。

筆者「……それで……?」

看護師「ちょうど一時間前でした。●●先生が、KYさんの心停止を
確認されました。」



遅かったか……



昨日はいつもどおりにしていたKYさん。
記録を見てみると、発熱をしていたのは7:00.
心停止が確認されたのはその5時間後の12:00

あっという間の出来事でした。


KYさんの場合、元々体力が落ちていたというのもありますが、
さすがのその進行の早さには、
無力さを感じました。


病室へ向かいます。


そこにはKYさんが横になっていました。


昨日までは普通に喋っていたKYさん。
まるで今にも喋りだしそうでした。

あれだけ毎日顔を合わせていたのに……
せめて最後の瞬間くらいは見届けてあげたかった…。



ご家族とも色々話をしました。

息子さん「昔はね、騎兵隊をやってたんですよ」
筆者「KYさんがですか?」
息子さん「はい、よく私なんか尻をひっぱたかれましたよ(笑)」

あの優しいKYさん、
「(先生がいないとやっぱだめじゃ)」
とおっしゃっていたKYさんからは想像も出来ない過去でした。

息子「でもね、このまえ大震災があったでしょ?
あれに比べたら、やっぱわがままは言えないですよね」



その後いつものように、
KYさんの体をきれいにし、
※当院では亡くなった方の体をきれいします。
そのエピソードなどは
Case4「ご遺体がしゃ、喋った!?」


お見送りをしました。




こうして、KYさんと二人三脚の日々は終わりました。




数日後、KYさんの病室の前に行ってみました。
まだ、新しい患者さんは入っていません。



筆者は一人、その病室の前に立っていました。

「……」

もうネームプレートの外されたその病室に、
入ってみます。



数日前まであった荷物、
患者さん専用の聴診器、
そしてあのお孫さんの写真のある
カレンダーも全てすっかり無くなっていました。


窓の外はもうじき春、暖かな季節が巡って来ようとしていました。


筆者「ほんの数日前まではここにいたんだよな……」

誰も居ないその病室に一人立ち、
筆者は研修医一年目、最後のCase、KYさんとの出来事を
思いだしていました。


食事を食べられて嬉しそうにしていた、KYさん。
お孫さんの話をしたときのこと、
遠くにいく自分を気遣ってくれていたこと、
最期に交わしたその会話のこと。


その二人三脚の毎日は、
自分医師となって一年目の最後の看取りとして
思い出深いものとなりました。

そしてこのような体験が出来る

医師

という職業に就いて改めて

「良かった」

と感じるのでした。



ふと窓の外を見ると、
もうそこまで春の予感が漂っていたのでした。




あれから3ヶ月が経ちました。
今は4月から大學病院に戻り、
昨年度のような地域密着型の
働き方は出来ていませんが、
それなりに楽しんでいます。

特に今は

「小児外科」

にて仕事をしています。

小児の分野は自分の将来希望する分野であり、
特に気合が入ります。

ここらへんのことも暇を見つけて書いていきたいと思います。

ここまで読んで下さった方、
どうもありがとうございました。


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コメント

久々にブログ拝見させて頂きました。
自分も編入試験を受けていた時はよく回想編を読んで勇気づけられました。
おかげさまで去年某大学へ無事入学し、今は定期試験に追われてます。

MDS最近ちょうど勉強していたのですが、やはり実体験を読ませて頂くと本当に大変なんだなと思うばかりです。身が引き締まります。
これからもお時間ある時の更新楽しみにしてます!
[2011/07/11 03:47] URL | 通りすがり #- [ 編集 ]


>通りすがりさん

元気のでるコメントありがとうございます。
おかげで少し書いてみようと思いました。f^_^;
回想記から読んでくださっていたとは本当に嬉しいです。

学生の時はあくまで疾患しが勉強しませんが、
臨床に出るとその人の人生や、人柄と触れることができて、
より一層医師は病を癒すばかりでなく、人を癒す職業なのだということを
実感させられます。

今後ともよろしくお願いいたします。
[2011/07/16 18:03] URL | k1sh #- [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2012/05/30 15:40] | # [ 編集 ]


コメントありがとうございます。
読んでいただけて幸いです。
胃瘻に関しては様々なところで話題になっているようですね。
現在放送している「37歳…」でも胃瘻のテーマがありました。

最近は医学部の授業でも
「…でないと訴えられたら負けます」
というフレーズを沢山聞きます。
毎日のカルテ書きでもかなり注意をして、
やったこと、診察したこと、などを
「もし訴えられたら」
を念頭において書く様に指導されていますし、
しています。

時代が時代なんでしょうね…
その中でも少しでも多く患者さんと
医療を通じて心を触れ合えたらと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。
[2012/06/05 23:35] URL | #- [ 編集 ]


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